砥石主軸及び調整車主軸は、ニッケルクローム鋼(SNCM-220)を採用。焼きならし、調質処理、浸炭硬化等の多重熱処理機、サブゼロ処理、超仕上げ研磨によって精密に加工されている。 主軸表面温度は、HRC62℃に達する。主軸は、再切削及び精密研磨に耐えられ、ねじれに強く、丈夫で長持ちし、変形も少なく、対摩耗にも優れている。

上部スライドの旋回角度調整が簡単且正確である。停止研磨作業長、あらゆる加工に適し、ワーク前後の直径調整等の微調整が可能である。停止研磨方法を利用し、テーパーワークの研磨加工等が可能。旋回角度の調整範囲は、+5°～-5°。 通過式研磨の場合、ワークと砥石の接触面の調整が出来る。旋回角度は、+5°～-3°。 上部スライド面は、アリミゾ設計を採用し、寸法補正が軽快・正確、更に集中オイルタンク回収方式を採用している。下部滑りスライドはV&平構造のスラウド面を採用しています。 スライド面は、高周波硬化処理後、精密研磨を行い、研削屑&ゴミの侵入を防止し、コンパクト且つ高精度を実現しております。微調整式切込装置の最小切込量は0.001mmであり、 各種高精度ワーク公差の加工を可能にしております。